
フランス大統領選の第1回投票まであと少し。各候補者もテレビやラジオ出演に大忙しで、ラストスパートをかけているようです。
そんな中、4月18日(水)に行われたバイルー候補者の決起集会(フランス語ではMeeting)に潜入して参りました。フランス国籍を持たない私はもちろん選挙権も無いのですが、こんな経験は滅多に出来ない!と意気込んで行ってきました。
場所は国際的なスターたちがコンサートを開催するベルシー会場。1万7千人収容の巨大な建物です。
メトロの出口からは、ものすごい勢いで人の波が吐き出され、みんな黙々と会場へと進んでゆきます。
そんな中、ビラ配りに励む若者が数人。よくよく見たら、ライバル候補のセゴレーヌ・ロワイヤルを支持する人々が、「もうちょっと考えてみては?」という内容のビラを配っていました。なるほど、政治に関心のある人たちが集まる場所でのビラ配りはなかなか効率的...とは思うけど、基本的にはみんなバイルー候補を支持しているから、手に取るや否や、丸めてポイッという人が多かった(もちろん、ちゃんとゴミ箱に捨ててましたよ)。

場内に入ると、イメージカラーのオレンジX白(Mixiみたい)のTシャツを着込んだ人々の群れが!外ではやっぱり着る勇気が無いですよね。メトロや公共の場で自分の支持する政党を堂々と見せるというのは、危険なことでもありますからね。

入場は夜7時から。30分後には満席、そして1時間後には階段やとりあえず空いている場所に腰を下ろす人たちでいっぱい。開会を待つ間も、「バイルー大統領!」という掛け声や歌声が場内を包み、熱気にあふれていました。

もちろん、政治資金も必要ですから、Tシャツの販売もしてました。5ユーロのものと10ユーロのもの。みんなこぞって買っていましたよ。
他には、Tシャツは着ずに、オレンジ色のストールをまとったり、オレンジ色のワンピースを着たりと、おしゃれな支持者も多くいました。さすがフランス人!
「自分たちで選ぶ大統領」という感覚は残念ながら日本人の私たちにはないものです。ここまで政治に対して関心を寄せ、ひとりの候補者に対して熱心になれるものなのか・・・と改めて驚きました。自分たちの国、そして自分たちの未来を自らの手で選び、変えてゆくという熱意を肌で実感した夜でした。
最近のコメント